第6回真実告知のシンポジウムから見えたこと

  • 2016.07.10 Sunday
  • 03:03

長々、井戸端の更新が出来ずにいました。

シンポジウムが終わったのにやっぱり引き続き多忙で京都の大西先生の病院も6月7月は出産ラッシュでいつもは「いつでも大丈夫よ」と言うのでこちらに合わせて下さりますが今回は「部屋がないの・・・」と退院が延ばせずこちらの出産などと重なり調整がつかず大変でした。こうきついと最後は体に来ますね。

膝の治療が1年も出来ずにときたまOBに出張治療をお願いしていますが定期的にしないと何でも効き目は薄いですね。

痛みが少ないのでそのうちと言う事になり、大きな病院で検査をしようと考えているもののやはりなかなか時間が取れません。

飛び込み出産もやはり多くて病院の手配に手こずり移動も難しいので地域のOBたちに助けて頂いております。

 

法案の内容によって今後、母子寮の運営を変えて行かないといけないと考えていますので地域のOB達の協力は今後益々必要となると思います。

名古屋でも川村医師の協力の元、新しい協力病院が誕生し先日退院時に担当医と面会しましたが「養親さんからのお手紙に感動しました。川村先生にこの会は実親と養親家族との再会が実現するのでいいわよ」と聞いたので驚きましたとおっしゃって下さいました。

協力して下さった医師や看護師たちには感謝のお手紙や3人で撮った写真など効果抜群です。

実母にはおまけに掲示板に掲載されるコメントや写真ですね。

当会に相談されてどこにもその後相談されないでBPだけに依頼する実親達のなんと多い事、嬉しい限りです。

他にない内容・サービス・・・これが開け放たれたHPの内容でありアルバムやお手紙などです。

養親も忙しく大変だと思いますが面倒くさがらず親にして下さった実親への感謝と思い長い目で見て上げて下さい。

 

さて前置きが長くなりましたが今年は100人以上少なくして430名(当初)ほどで打ち切りました。

切られてしまい参加出来なかったOBたち本当に申し訳ございません。

昨年、500名を越してテーブルやイスも足りなくて茨城組は立ち飯状態でした。また多すぎてマイクでも声が後ろまで聞こえず勝手宴会をしていたそうです。笑

また事故が起きないとも限らず今年は止む無く規制参加とさせて頂きました。

懐かしい顔が見えましたね。

オーストラリアから参加のコアラ寺家族、懐かしかったですよ。

やはり出来たら毎年参加して明るいそのムードメイカ−を発揮して下さると嬉しいですね。遠方より参加して下さりありがとう。

今年参加出来なかったご家族は来年お待ちしております。

 

カラオケ大会は今年から志向を替えて各ブロックの色を出す意味でショータイムとしました。

カラオケに限らず何でもそのブロックで出たい人、見せたい人が好きなようにお披露目して頂くコーナーとさせて頂きました。

第1回目としては大成功でしたね。神奈川ブロックの楽器演奏も子供たちも加わりなかなか良かったですよ。

あとアンパンマンの歌は非常に多かった。どこだかくたびれたお父ちゃんアンパンマンコーラスもありいつ音程が定まるんだろうと笑ってしまいました。

この人達もご縁がなかったらここでアンパンマンの歌など歌う事はなかっただろうなと思いました。

また関西ブロックの手作りのアンパンマン体操は可愛くて意味も分からないだろうにみんな泣くこともなく元気にアンパンマンやカレーパンマンにメロンぱんなちゃん・どきんちゃん・バイキンマン(いたかな)など可愛かったね。

関東ブロックも「負けたわ!」とシャッポを脱いでました。

 

そしてトリは千葉ブロックののりせん父さんのボディビルダー、子供と共にやるはずがさすがに家でやるとは違い、大勢の前では上がったのか泣きだしてそれでも仕方なしにちょぼちょぼ・・・可愛かったよ。よく最後まで頑張った。

せん父さんの鍛えられた体はムキムキでどこで鍛えたんだ?と見ごたえのある時間でした。

凄い数のお母ちゃんたちのギラギラした目、カメラとスマホ片手に前に押し寄せて怖っ!!ピース笑

素晴らしいパフォーマンスを見せて下さいました。

のり母ちゃんもあんちょこなしでノリノリのアナンスを披露して下さりすげぇと思いました。

毎年出てもらいましょうか!!

来年は参加数が多くなりもっと沢山の出場者が出る事を期待します。ショータイムも好評でしたから延長しましょうね。

 

今年の司会は関西組のた−とな−さんのな−さんとせんちゃんのおかあちゃん組で旦那はもっぱら子守ね。

関西のボケもあり楽しかったですよ。ありがとう!

横で大御所の矢満田先生もご満悦で「凄いですね」「いやぁ、素晴らしい家族たちですね」とずっと絶賛されておられました。

いつもお忙しいので土日など空いてるわけはないと打診した時も思いましたがまさか二つ返事で来て下さるとは思いませんでした。

そして「500名も集まる家族を見たい」「あの集合写真に納まってみたい」とおっしゃって下さいました。夢のような話です。

名古屋に立ち上げ当初は名刺を差し出しても目に入らない状態でしたがやはり年月と知名度と言うのは結果を生むのだと思いました。

来年の基調講演も決まりました。まだ打診していませんが先生の推薦です。

 

シンポジウムは3名のパネラーが報告して下さいましたが前会のOBは残すところ2組となりました。

今回yutapaさんにご登場願いましたがいよいよぽけっとに入りましたので年々ぽけっとOBの中から報告が出て更に意義のあるシンポジウムになる事でしょう。

前会の家族として四つ葉のクローバーさんとフラワーさんの懐かしい写真が出て来て少し若かったなと苦笑いの自分。

娘も保育園生か小学生でしたね。

告知をした子供たちは「産みの親がいるんだ」と分かると連れて来た私が「生んだ」と思う子供が多いようでトーマス君が「マザーさんまた赤ちゃん生んだの」と言ったと言う話は実はよく聞く事です。

でもこの話も可愛いなぁと思うのです。「生んでくれた親がいる」と聞かされてとっさに考えて出るのが私か、実親に一番近い距離にいるからね。

これからもずっと私はどんだけの子供を産み続けて行くのでしょうか?楽しくなりますね。・・と自分の両手をしみじみ眺めます。

この手で抱いて来た子供達ですから。

 

矢満田先生のお話の中で「もしかしたらここにいる子供たちは一歩間違えればみんな乳児院にいる子たちになっていたかも知れない」と言う言葉。皆さんにも強く胸に突き刺さったと思います。

そして55歳まで養子である事を知らないで育った恵実子さん、この方の告知してもらえなかった事は今後も未解決のままこの方にどれだけの思いや負担がかかるのかなと考えて聞いていました。

ルーツを知る権利、自分自身の事です。子供だから言わないでいい、特別養子で実子に入ったから秘密にしよう、生んだことにしようはいけません。嘘や秘密はいつかはばれてしまいます。その代償は必ずその子が払うようになります。

子供にはそんなことさせられませんよね。

告知する事、真実を伝える事はその子も成長させますし実親にも伝われば変わるはずです。怖がらずにそろそろの家族はスタンバイして下さい。

恵実子さんのあの苦しい胸のうちは子供しかわかない苦しみです。はかないですよね。そうならない為にもきちんと告知してそしてそれからまたその親子の絆は強くなり共に成長して行くのです。

 

先日、私が娘に「もし将来、あんたが妊娠した赤ちゃんに病気やハンディキャップがあると分かったらどうする?またダウン症児かも知れないと言われたら?どうする?」と聞くと「何を言ってるの?当然でしょう。生むしかないでしょう。私には殺す選択肢はありません。ダウン症なんてあんな可愛い子いないよ」と言う返事に母として娘の成長を感じました。

毎年、何かしらの障害児や病気の子が誕生します。こういう話を聞いているからか知らない内に娘には人としての尊厳を受け入れていたようです。命の持つ意味を少しは知ってくれたのかと思うと親として嬉しいです。

たかだか16年の人生ですが「ダウン症の子はあんなに可愛い子はいない」と言ったのには驚きました。

娘はたとえ重い病気の子でも産むそうです。中絶なんて答えはないと言ってました。小さな体で生意気盛りですがその口調は私を超えたいると感じました。

 

 

 

今年の看板は会のロゴマークが入りました!


 

                              

 


関東ブロックでお揃いのポロシャッを作りしました。

私用にプレゼントして下さいました。

私のラッキ−カラ−で作ったそうです。

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  • 2024.03.26 Tuesday
  • 03:03
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    コメント
    マザーさん
    日々のベビー救済活動、
    誠にありがとうございます!

    第六回真実告知シンポジウム、
    我が家は幸運なことにも
    全て参加させて頂きました。
    毎年毎年進化し続け、
    今年も素晴らしい内容だったと感じております。

    入場制限で参加できなかったファミリーの皆さんには
    申し訳ありませんでしたが、
    現在目下制作中のDVDと来年のシンポジウムを楽しみにしてください♪

    第一回のシンポジウムを
    この会場で開催させて頂いたときは、
    我が家のゆぅちゃんはまだハイハイの赤ちゃんでしたね♪
    大親友のアトムくんと二人でプニプニしていました。(笑)
    その頃はまだ、
    真実告知シンポジウムが
    どれだけ大切なことなのかを
    よく理解できておりませんでした。

    それが会を重ねるごとに、
    どんどんと大きくなり
    私たちの中で深い『意味』を
    見出だすようになりました。

    それは真実告知という大テーマに隠れがちではありますが、
    実親さんとの感動と涙の再会。
    マザーさんを支える幹部の皆さんとの面会。
    お世話になったファミリーとの再会。
    面接を一緒に受けた同期との再会。
    世界中に広がるファミリーとの交流。
    毎回、深く考えさせてくださる第一線で子どもの笑顔の為に勤める素晴らしい方々の講演。
    そしてそれがメディアを通して正しく伝えられ、
    次の命の救済につながるということ。

    私たち幸せを頂いたファミリーは
    そのことをこれからも伝え続けようと
    毎年気持ちを新たにさせて頂いております。

    とは言うものの。(=^_^=)
    私たちの笑顔いっぱいの真実告知を
    ベビーぽけっとファミリーの皆さんに発表することができて、
    ひとつの役割を果たしたと感じましたのも事実です。
    これからは、後に続くファミリーの皆さんの真実告知を優しくあたたかく見守りたいと思います。
    (^-^)

    今回のシンポジウムを大成功に導いてくださった、関東ブロックの皆さんをはじめ、全ての関係者の皆さんに深く感謝してます。
    ありがとうございました。

    P.S.
    うそ!
    コアラ寺さん来てたのですか!
    テンパっていて全く気がつかず失礼しました!
    来年は当日ではなく、もう少し早めに参加者リストくださいませ~。
    ご挨拶したい方々が沢山おり、後で参加を知ってすんごく後悔しますので。
    (^-^)/
    • yutapa&yutama
    • 2016/07/14 7:15 PM
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